(公社)あおもり農業支援センターでは、新規就農希望者を対象とした農業研修を実施しています。
なお、本研修は、就農準備資金の交付対象となるものですが、当該資金の交付を確約するものではありませんので予めご留意ください。
研修内容
青森県で新規就農を目指す方を対象に、
1.県内の先進農家や農業法人(受入農業経営体)の農場での実践的な研修
2.農業の基礎的な知識の習得や研修生の仲間づくりを目的とした座学研修
を実施します。
参考:主な研修場所・作物(R6.5月時点)
研修場所 |
研修作物 |
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地域 |
市町村 |
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東青 |
青森市 平内町 蓬田村 |
りんご、トマト、ミニトマト、ピーマン、水稲 等 |
中南 |
弘前市 黒石市 平川市 藤崎町 田舎館村 |
りんご、もも、ぶどう、ミニトマト、いちご 等 |
三八 |
八戸市 三戸町 五戸町 田子町 南部町 新郷村 |
りんご、もも、さくらんぼ、なし、ながいも、 にんにく、ごぼう、ねぎ、トマト、ミニトマト 等 |
西北 |
五所川原市 つがる市 板柳町 中泊町 鰺ヶ沢町 深浦町 |
水稲、大豆、りんご、ミニトマト、ブロッコリー、 にんにく、ながいも、メロン 等 |
上北 |
十和田市、東北町、 横浜町、おいらせ町 |
ながいも、にんにく、ごぼう、ねぎ、ミニトマト 等 |
下北 |
むつ市、東通村 |
夏秋いちご、にんにく、すいか、かぼちゃ、トマト、 きゅうり、肉用牛(繁殖)等 |
研修期間
概ね1年以上2年以内
研修対象者
地域県民局、市町村、あおもり農業支援センター等において就農相談を受けた方で、次の要件を全て満たす方
1.就農予定時の年齢が原則50歳未満であり、次世代を担う農業者となることについての強い意欲を有し、
研修を十分に履行できる健康状態にあること。
2.センターが指定する受入農業経営体又は青森県が認定した研修機関の下での実践的な研修とセンターが
実施する座学研修を受講すること。
3.研修期間が概ね1年かつ概ね年間1,200時間以上であること。
4.研修期間中に、常勤(週35時間以上で継続的に労働するものをいう。)の雇用契約を締結しないこと。
5.生活費を目的とした国の他の事業による給付等を受けていないこと。
6.研修期間中の不慮の事故等に備え、研修開始前に傷害保険及び個人賠償責任保険に加入すること。
7.前年の世帯(本人のほか、同居又は生計を一にする別居の配偶者、子及び父母が該当する。)全体の所
得が600万円以下であること。
研修生募集期間
随時(※予算の状況により、年度途中で募集を締め切る場合があります。)
研修を受講するまでの流れ
1 就農相談
まずは最寄りの相談窓口にご相談ください。
希望する作目や就農ビジョン等についてお話を伺います。
<相談窓口>
(1)就農する地域が決まっている方
就農地域 |
相談窓口 |
東青 |
東青地域県民局 地域農林水産部 〒030-0861 青森市長島2-10-3(青森フコク生命ビル6階) TEL:017-734-9990 FAX:017-734-8305 |
中南 |
中南地域県民局 地域農林水産部 〒036-8345 弘前市大字蔵主町4 TEL:0172-33-4821 FAX:0172-34-4390 |
三八 |
三八地域県民局 地域農林水産部 〒039-1101 八戸市大字尻内町字鴨田7 TEL:0178-23-3794 FAX:0178-27-3323 |
西北 |
西北地域県民局 地域農林水産部 〒037-0046 五所川原市栄町10 TEL:0173-35-5727 FAX:0173-33-1345 |
上北 |
上北地域県民局 地域農林水産部 〒034-0093 十和田市西十二番町20-12 TEL:0176-23-4281 FAX:0176-25-7242 |
下北 |
下北地域県民局 地域農林水産部 〒035-0073 むつ市中央1-1-8 TEL:0175-22-2685 FAX:0175-22-3212 |
(2)就農する地域が決まっていない方
(公社)あおもり農業支援センター
〒030-0801 青森市新町2-4-1(青森県共同ビル6階)
TEL:017-773-3131 FAX:017-734-1738
2 応募
就農相談後、地域県民局地域農林水産部を経由し、応募書類を支援センターまで提出してください。
【応募先】〒030-0801 青森県青森市新町2丁目4-1
公益社団法人あおもり農業支援センター 総務・担い手支援課
3 研修候補生の決定
支援センターは、応募書類を審査するとともに、応募者と面接を行います。
審査の結果、研修の実施が可能であると判断した場合は、応募者を「研修候補生」として決定します。
「研修候補生」は、各種書類を提出の上、「お試し研修」を開始します。
4 お試し研修の実施
(1)お試し研修の期間は1か月間とし、この期間中に研修生の農業に対する適性や受入農業経営体との長
期の研修に対応可能であるかを確認します。
(2)注意事項
お試し研修期間中、研修候補生が次のいずれかの項目に該当し、受入農業経営体が指導しても改善が
見られない場合、センターは研修の実施を中止することとし、以後研修は行わないこととします。
ア 受入農業経営体の指導・助言に従わない場合
イ 受入農業経営体の経営に悪影響を与えた場合
ウ 理由なく遅刻・早退・欠席を繰り返す場合
エ 挨拶・返事がない、やる気が感じられない等研修中の態度が悪い場合
オ その他研修生として不適切な言動・行動が見られた場合
5 研修の決定、実施
お試し研修期間経過後、研修継続に問題がないとセンターが判断した場合は、研修の実施を正式に決定します。